サバ缶の裏作業場

エキストラセリヌンティウス

徒然草をチャッピーと味わう「序段:つれづれなるままに」

 冬休み明けに、何故かテストがある皆さん、こんにちは。

 

 ということで、徒然草をAIと読んでいきましょう。決して、古文のテストが出来な過ぎて危機感を覚えたわけではない。

 

 今回やるのは一番有名な序段「つれづれなるままに」です。

 

※古文の前提知識は必要ないように努めます。気軽に見ていってください。

 

 【目次】

  1. そもそも、徒然草って?
  2. 本文翻訳
  3. AIと味わう

 

 

①そもそも、徒然草って?

 そもそも徒然草って何でしょうか?まあ、昔の人が書いた何かということは分かるが…...。

 

 ということで、ひとまずAIに聞きましょう。

私「徒然草って何ですか?」

 

AI「徒然草(つれづれぐさ)は、鎌倉時代末期(14世紀前半)に吉田兼好(よしだけんこう)が書いた、日本を代表する随筆文学です。」

 

 

 あああああ。兼好法師だ!確かに聞いたことある!てか、吉田さんなんですね。急に親近感がありますねえ。

 

AI:内容はかなり幅広いです。

  • 人の生き方・死に方

  • 無常観(この世は移ろいやすいという考え)

  • 人間関係の機微

  • 風流・美意識

  • 世の中への皮肉やユーモア

  • 昔のエピソードや説話

 

 

 つまり、昔のブロガーってことやな。私の大先輩ですね(私がブロガーかどうかはさておき)。

 

 ということで、既に面白いですが、とりあえず本文を読んでいきましょう。

 

②本文翻訳

 

 さあ、早速本文と行きたいですが、ここで一つ謝罪。実は、新明解古典シリーズの徒然草を買っているので、AIが必要ないのだ!とはいえ、二人で徒然草を楽しむということにしていきます。

 

【全文】

 つれづれなるまゝに、日くらし、すずりにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

 

 

つれづれなるまゝに、日くらし、すずりにむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、

 「つれづれなる」は、「したいことがなく退屈」という意味。「日くらし」はそのまんまで「一日中」。他は、日本人の備わる勘でいける。ということで意味は、「めちゃくちゃ暇なので、一日中机に向かって、心に出てくる事をとりあえず書きまくっていると」

となる。

 

あやしうこそものぐるほしけれ。

 いかにもな古文。フィーリングでいけそうだが、一応言葉の紹介。「あやしい」は、今とは少し違い、「不思議だ」という意味がある。また、「ものぐるほし」で、「狂おしくなる」という意味。つまり、「不思議と狂うほどおもろい」って感じ。

 

 

というわけで、最終的な訳は、

 

 「めちゃくちゃ暇なので、一日中机に向かって、心に出てくる事をとりあえず書きまくっているけど、なぜかめっちゃおもろいな」

 

 て感じですね。

 

 

③AIと味わう

 さあここからが本番です。AIと味わっていきましょう!

 

私「そもそも著者は、なんでこの序段を書いたのでしょう?」

 

AI「結論から言うと――

兼好は「作品の説明」をするために序段を書いたのではありません。
「この文章は、そういう意味を持つものではない」と最初に宣言するために書いています。」

 

 

「あくまで、エッセイとしての文章ですよ」と言っているわけですね。

 

私「徒然草は、説教本ではなくて、あくまでも一種の文章として読んでねというメッセージなんですね。序段は、徒然草の中でも筆者が初めに書いたのでしょうか?」

 

AI「いいえ。序段は「最初に書かれた部分」である可能性は、かなり低い
と考えるのが、現在の研究・読解の上で最も妥当です。序段は編集段階、あるいは晩年に付された可能性が高いです」

 

 

 なるほど。筆者がいろいろ書いているうちに、本にでもしたくなったのですかね。

 

私「この序段の文学的面白さは、どういった部分にありますか?」

 

AI:序段の面白さを一文で言うなら

「意味のなさ」を、
意味のある体験に変えてしまう文章であること

 

 なるほど?よくわからんかもしれん。一旦深掘りしましょうか。

 

私「これは、どういうことですか?」

 

AI:「意味のなさ」を、意味のある体験に変える、とは

「何が書いてあるか」を
読ませるのではなく、
「どう読んでしまったか」を
読者に残すこと

序段を読み終えた後、
あなたはもう「説明を受けた人」ではなく、

徒然な時間を過ごしてしまった人

になっています。

その変化そのものが、
序段の文学的な面白さです。

 

 

 皆さんわかりました?私は分かりませんが、やった気だけは残りました(笑)。とはいえ、この序論で、この文章について、簡潔に、しかし文学的に記しているという感じですかね?

 

 ということで、既に序段の時点で面白いですね。次回は、「人間って結局勉強したほうがいいよね」みたいな文です。お楽しみに!

 

 

参考文献:徒然草 序

 

【コラム】

正直に言います。ほんとに古文・漢文できないんですよね。面白いのもわかるし、楽しんで授業も受けているのですが、何でですかね。やっぱり、復習しないのがいけないんですかね(笑)。こうなったら、これを機に徒然草を極めて、最強の徒然草マスターになるしかないな!